闇の中の講座
『NIPPON 学』というスローライフ掛川の第1回目の講座にいってまいりました。
第一回目は『NIPPON の密』平野雅彦先生の講座でした。
場所は事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)
夕方から始まる平野先生の講座は、ただの講座ではありませんでした〜
神社の別棟の一室の先生の机の上には赤い大きい蝋燭がすごい勢いで燃えておりました。
そしてその下から、お香の香りが闇の中漂います。
前のプロジェクターで映し出されている映像は今日の三日月
右には墨で書かれた金文の『密』の文字の掛け軸
もう既に始まっています。闇の中から何が映し出されるのか?わくわく。
少しすると か〜〜〜〜ん と鐘の音が外から近づいてくる
男が一人すっと入ってきて、朗読が始まる・・・
『夢十夜 第六夜』夏目漱石
男の声が、闇に包まれながら 更に深く響き始める。これが はじまりまはじまり〜の合図でした。
『奥野晃士さん(SPAC 静岡県舞台芸術センター)朗読』
そこから、この事任八幡宮の鯨伝説の物語が始まる。。。
・・・・
軽食でおむすびをいただき、団らんをしたあと、神社の闇の道を歩く
暗闇を歩くのはワクワクする(笑)
竹の照明と僅かなライトのみなので、(しかも道も険しく(笑))ふらつきながら ぼ〜っとしながら
闇の中を、みんなで歩く。(門 止 音 少)
鯨伝説の逆流の川の禊ぎ(みそぎ)をしたといわれる所にいき
そしてまた登り、事任八幡宮の境内に
するとまた例の男が神社の中から現れ 語り出す
『夢十夜』
夢見ごこちになる。
そしてまた 深い日本の文化のお話にはいる・・・・
最後に終わりのおとづれ
彼がまた現れる。
『夢十夜 第一夜』 わたしは実は、第一夜しか読んでいなかった。(青空文庫で)
わたしはこの話が多分 一番すきだとおもう。
なので、本当に瞑想に入るように 深くに入り込んだ。
プログラムの謎が解けていった
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/1050.html
(写真など詳しくはせんせーのところからアップ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というストーリーでしたが、内容がすごく深くて濃くて沢山なので
まったく1回だけではたりません!(聞き逃したものもあるし)
また別の場でも同じ場でも(由々しきところなど) やってほしいな〜(希望)
講座だけというよりも 講座でもあり、芸術的な空間でもありました。
こと
内容では、日本の言葉のとても繊細なところ ルーツなど
今使われている言葉 と かつて(使われていた言葉)の本来の意味から
日本の文化や繊細な心、目に見えないとても淡いもの気配を 感じ取りました。
言葉は 言霊 で昔は、今のように気軽に吐き出すものではなかったのですね。
日本の文化について、神様について、そのルーツを知りたかったので、この講座は、私には嬉しいものでした。
日本の神様のことについて、私はたぶん全く語れないと思う。
日本の神様のことについて語れなければ、日本の文化についても語れない。
最近特に、仏教のルーツであるインドのことを、神様の事や、インドの古典は難しいけど、
その事に興味を持っていました。もちろんそれもとても深くまだまだ勉強全く不足だし、インドの思想も知りたい。
けれど、確かに日本人に生まれて、日本の神様や、日本の伝承、古典はまったく読んでなかった。(古事記とか日本書紀とか むずかしそ〜)
たとえば、華道や茶道、書道も日本的な感じだけど、中国からわたってきて(仏教伝来のため?)、日本で成熟していったものではないのかな?(間違っていたらすみません。確かに字のルーツは中国だし、ってことはもっと前はどんな絵文字?つかってたんか!?又はなかったの!?)
言葉もいまのようなものと同じなのか?それとも全く違うものなのかとか?なんだか全く勉強してこなかったので、日本の歴史も古典もよくわからないです。ようやく今すごーく知りたくなってきました。(遅すぎ?)
神社も、お寺と同様好きだし、良くいきますが、神社、神道の歴史もよくわからなかった。(資料ありがとうございます!)
だけれど、小さい頃からよくいっていたし(私の名前も神社でつけたそうで)万の神の考えも好きだし、
そういえば、神社の神様は、鏡と雷のかたちの紙のみ。確かに他の神様は人間のカタチで偶像化しているのに
日本の神様はしてないのかな?
古事記にでてくる?神話の神様たちはたくさんいるようだけど、日本はその神様を偶像化では広めなかったのかな?
いろいろなものに宿る としたのかな? その方が私もしっくりくるし、美しい。
そういえば、学生の頃、油絵の先生が、天皇のことをこのようにおっしゃっていた。
『天皇は日本文化の象徴。日本の文化を守る人達』
歴史上でいろいろな意見があるかもしれませんが、当時はふ〜ん ぐらいでしたが、この講座を聴いて最近特にそうなのかもしれないと思った。
あと、デザインっていうものを、魅せて頂きました。(1枚のプログラム。この1枚に集約されているキーワード)
情報ってものについても同様です。
暗闇の中とりだせないものがたくさんある。そこに明かりを照らす。密。
その他たくさんの情報 平野さんノートのコピー を頂きそれが最高にいいです。
(月の情報などA3に11ページも!)
すごいなあ これが 情報意匠論 なんですね〜
最後に、先生はもちろん、この講座を創っていただいた、スタッフの皆様、細かい気配り、美味しいお吸い物やおむすび、ありがとうござました。
SPACの奥野晃士さんも、とてもいい声で、妖しくすてきでした。
他の講座も(『NIPPON の学』は第4まであり、それぞれとっても興味深いです!日本酒はいけないのですが><薪能鑑賞すご〜く楽しみです)とってもたのしみです。
(やっとまとめました ブログ><)
第一回目は『NIPPON の密』平野雅彦先生の講座でした。
場所は事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)
夕方から始まる平野先生の講座は、ただの講座ではありませんでした〜
神社の別棟の一室の先生の机の上には赤い大きい蝋燭がすごい勢いで燃えておりました。
そしてその下から、お香の香りが闇の中漂います。
前のプロジェクターで映し出されている映像は今日の三日月
右には墨で書かれた金文の『密』の文字の掛け軸
もう既に始まっています。闇の中から何が映し出されるのか?わくわく。
少しすると か〜〜〜〜ん と鐘の音が外から近づいてくる
男が一人すっと入ってきて、朗読が始まる・・・
『夢十夜 第六夜』夏目漱石
男の声が、闇に包まれながら 更に深く響き始める。これが はじまりまはじまり〜の合図でした。
『奥野晃士さん(SPAC 静岡県舞台芸術センター)朗読』
そこから、この事任八幡宮の鯨伝説の物語が始まる。。。
・・・・
軽食でおむすびをいただき、団らんをしたあと、神社の闇の道を歩く
暗闇を歩くのはワクワクする(笑)
竹の照明と僅かなライトのみなので、(しかも道も険しく(笑))ふらつきながら ぼ〜っとしながら
闇の中を、みんなで歩く。(門 止 音 少)
鯨伝説の逆流の川の禊ぎ(みそぎ)をしたといわれる所にいき
そしてまた登り、事任八幡宮の境内に
するとまた例の男が神社の中から現れ 語り出す
『夢十夜』
夢見ごこちになる。
そしてまた 深い日本の文化のお話にはいる・・・・
最後に終わりのおとづれ
彼がまた現れる。
『夢十夜 第一夜』 わたしは実は、第一夜しか読んでいなかった。(青空文庫で)
わたしはこの話が多分 一番すきだとおもう。
なので、本当に瞑想に入るように 深くに入り込んだ。
プログラムの謎が解けていった
http://www.hirano-masahiko.com/tanbou/1050.html
(写真など詳しくはせんせーのところからアップ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というストーリーでしたが、内容がすごく深くて濃くて沢山なので
まったく1回だけではたりません!(聞き逃したものもあるし)
また別の場でも同じ場でも(由々しきところなど) やってほしいな〜(希望)
講座だけというよりも 講座でもあり、芸術的な空間でもありました。
こと
内容では、日本の言葉のとても繊細なところ ルーツなど
今使われている言葉 と かつて(使われていた言葉)の本来の意味から
日本の文化や繊細な心、目に見えないとても淡いもの気配を 感じ取りました。
言葉は 言霊 で昔は、今のように気軽に吐き出すものではなかったのですね。
日本の文化について、神様について、そのルーツを知りたかったので、この講座は、私には嬉しいものでした。
日本の神様のことについて、私はたぶん全く語れないと思う。
日本の神様のことについて語れなければ、日本の文化についても語れない。
最近特に、仏教のルーツであるインドのことを、神様の事や、インドの古典は難しいけど、
その事に興味を持っていました。もちろんそれもとても深くまだまだ勉強全く不足だし、インドの思想も知りたい。
けれど、確かに日本人に生まれて、日本の神様や、日本の伝承、古典はまったく読んでなかった。(古事記とか日本書紀とか むずかしそ〜)
たとえば、華道や茶道、書道も日本的な感じだけど、中国からわたってきて(仏教伝来のため?)、日本で成熟していったものではないのかな?(間違っていたらすみません。確かに字のルーツは中国だし、ってことはもっと前はどんな絵文字?つかってたんか!?又はなかったの!?)
言葉もいまのようなものと同じなのか?それとも全く違うものなのかとか?なんだか全く勉強してこなかったので、日本の歴史も古典もよくわからないです。ようやく今すごーく知りたくなってきました。(遅すぎ?)
神社も、お寺と同様好きだし、良くいきますが、神社、神道の歴史もよくわからなかった。(資料ありがとうございます!)
だけれど、小さい頃からよくいっていたし(私の名前も神社でつけたそうで)万の神の考えも好きだし、
そういえば、神社の神様は、鏡と雷のかたちの紙のみ。確かに他の神様は人間のカタチで偶像化しているのに
日本の神様はしてないのかな?
古事記にでてくる?神話の神様たちはたくさんいるようだけど、日本はその神様を偶像化では広めなかったのかな?
いろいろなものに宿る としたのかな? その方が私もしっくりくるし、美しい。
そういえば、学生の頃、油絵の先生が、天皇のことをこのようにおっしゃっていた。
『天皇は日本文化の象徴。日本の文化を守る人達』
歴史上でいろいろな意見があるかもしれませんが、当時はふ〜ん ぐらいでしたが、この講座を聴いて最近特にそうなのかもしれないと思った。
あと、デザインっていうものを、魅せて頂きました。(1枚のプログラム。この1枚に集約されているキーワード)
情報ってものについても同様です。
暗闇の中とりだせないものがたくさんある。そこに明かりを照らす。密。
その他たくさんの情報 平野さんノートのコピー を頂きそれが最高にいいです。
(月の情報などA3に11ページも!)
すごいなあ これが 情報意匠論 なんですね〜
最後に、先生はもちろん、この講座を創っていただいた、スタッフの皆様、細かい気配り、美味しいお吸い物やおむすび、ありがとうござました。
SPACの奥野晃士さんも、とてもいい声で、妖しくすてきでした。
他の講座も(『NIPPON の学』は第4まであり、それぞれとっても興味深いです!日本酒はいけないのですが><薪能鑑賞すご〜く楽しみです)とってもたのしみです。
(やっとまとめました ブログ><)