原点
今、ひたすら同じカップを作っています。
同じ形に 同じサイズで
使いやすいように
いままでの私の制作するものとは違うものを。
これは練習でもありますが、私の基盤となるものだと思うので、しっかり丁寧に取り組みたいと思います。
そして、焼きも
独身のころや、結婚したての子供のいないときは、生活を楽しめた。
作った器で玄米や健康的な手間のかかる食事を楽しみ、制作を楽しめた。
今は子供の世話や、家族のこと、自営業のことなどなど
家族が、守るものが増えた分、自分の時間は少なくなり、すべきことは沢山。
食器も焼き締めの土ものは手間がかかる。カビも生えやすい。だからいいのだけど、小さい子持ちの忙しい主婦は
確かに、楽ちんな そこそこ形の良い100均一で十分だとおもってしまうところもある。
そんなことも、自分にはよい制作のヒントだとも思える。
使いやすくて、大事にできて、シンプルなもの 一生モノの器
そんなものをつくってもいいな と思い始めた。
そんなことは初めてだったけど(創造的なものをいつも求めていたので)
やはり 器は 奥が深いですね。
歴史もあるし 人間の生活が変わると 器のあり方の変わる。
茶道や、華道、伝統美もある。
何千年も前の土器だって、存在して、とても重要な浪漫ある存在だ。
やはり、陶芸は面白い。
改めて、また勉強し直したい。
粘土 と 焼き を 歴史を